飛騨市の関係人口に関する本が出版されました📚

「関係人口」から「地域のウェルビーイング」がテーマ!

飛騨市では、人口減少下でも心豊かに楽しいまちづくりを推進するために、2017年に「飛騨市ファンクラブ」を立ち上げ、地域内外の人の交流を促進してきました。
この度、飛騨市の関係人口プロジェクトの8年間の歩みを書籍にまとめました。
飛騨市ファンクラブの運営の裏側、地域内外の人の交流による地域の変化、「うれしい・楽しい・面白い」をキーワードとしたまちづくりを現場の実践者、研究者、リーダーの視点から振り返っています。

人口減少先進地 岐阜県飛騨市であった、じわじわと地域のチカラが湧いてくるストーリー

◎書籍情報

・発行:2025年3月20日
・価格:1,540円(税込)
・全284ページ

◎購入方法

(1)飛騨市ファンクラブ公式オンラインショップ<外部リンク>
本書1冊・オリジナルカード・ステッカー付 

(2)Amazon
紙の書籍<外部リンク>
電子書籍<外部リンク>

(3)市役所からの直接購入
○窓口の場合
飛騨市役所ふるさと応援課(本庁舎)でお買い求めいただけます

○メールの場合
hidacityfannclub★city.hida.lg.jpに「購入者名前・住所・連絡先(電話番号)・希望冊数」をご入力の上、お送りください
注文内容を確認の上、改めてご案内をさせていただきます。
※★を@に変換して送信してください

○電話の場合
飛騨市役所ふるさと応援課(電話0577-62-8904)までご連絡ください。

こんな方にオススメ

・飛騨市や飛騨市の取り組みに関心がある
・まちづくりに携わっているけど何か物足りない
・「関係人口」って意味あるの?と疑問に思っている
・地域を盛り上げていくためのヒントが欲しい

著者からのメッセージ

◎飛騨市長 都竹淳也

「飛騨市の関係人口のプロジェクトを一冊の本にまとめたい」
   
​関係人口のプロジェクトがはじまった早い段階で書籍化の構想を持っていました。手探りながら実践を積み重ね、さらに理論的な分析を進める中で、「関係人口」という全国的に注目されながら、どうすればいいのかわからない取り組みを広めていくための道標になれるのではないかと思ったからです。
  
​機が熟し、具体的な制作がスタートしたのは2023年初頭のこと。以来、約2年にわたってじっくりと発酵させ、8年間の活動の集大成となる一冊をようやく送りだすことができました。

「関係人口の活用から、地域のウェルビーイングの実現へ」

こうした考えにたどり着くことができたのは、飛騨市ファンクラブやヒダスケ!に関わってくださっている多くの皆さんのおかげです。皆さんと楽しく遊ぶ中で、飛騨市の未来が明るく広がってきた気がしています。本当にありがとうございます。この本を通して視野が広がり、新しい一歩を踏み出すきっかけが生まれたら、とてもうれしく思います。

◎慶応義塾大学SDM研究科 特任准教授 杉本あおい

飛騨市のプロジェクトに関わってきた中で、市民の皆さん、関係人口の皆さんから教わってきたたくさんのことをすべて研究論文にできるわけではないことをもどかしく思っていました。
   
この書籍ではそのたまった想いを存分に盛り込むことができ、それを世に発信できることをとても嬉しく思っています。
これがきっかけになり、さらに今後の”まちのエネルギー上昇ポジティブ・スパイラル“(詳しくは書籍で!)が重なっていくことを、飛騨市ファンの一人として楽しみにしています。

◎山口大学 国際総合科学部 講師 杉野弘明

本書籍の制作・執筆を通して私がやりたかったことはズバリ、これまで飛騨市にて関わってくださった住民の皆さんと関係人口の皆さんへの御礼です。
  
皆さんとの関わり合いの中で頂いた素敵な気持ちが、これからの日本社会における地域づくりにおいて重要であるという気づきを頂けたことの「おかえし」として、本書籍がその“素敵さ”を全国にアピールするための一助となれば幸いです。
そして、他の地域においても、この素敵なつながりの連鎖がこれから起こっていくことを願っています。 

◎飛騨市役所 総合政策課 上田昌子

2018年から飛騨市ファンクラブの担当になり、2019年に「関係人口」の研究、2020年に「ヒダスケ!」の立ち上げ・運営を担当していきました。
約8年間にわたり、「関係人口」と「地域」にこんなにも夢中になれるなんて思いもしませんでした。
   
書籍では、失敗の連続、試行錯誤を振り返るドタバタ日記のような内容ですが、この間にさまざまな人との出会いや新しいチャレンジがたくさん生まれました。
市民の方をはじめ、飛騨市に心を寄せてくださる飛騨市ファンクラブ会員の皆さんやヒダスケ!の皆さんのおかげで、想像を超えるプロジェクトに成長しました。
関わってくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
   
この本は研究内容をはじめ、少し難しい内容もありますが、飛騨市や「地域」だけでなく、皆さんが所属するコミュニティや組織を思い浮かべながら読んでいただければ嬉しいです。
この本をきっかけにまた新たなつながりや仲間が増えるのを楽しみにしています。

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