年間30日しか開館しない小規模ミュージアムの進化!執筆依頼続々!

飛騨市には年間30日しか開館しない小規模ミュージアム『飛騨みやがわ考古民俗館』があります。 飛騨みやがわ考古民俗館は、石棒や縄文時代使用されていた石器や土器、民具などの貴重なものが沢山残っているにも関わらず、来館者は激減、固定電話もなく、維持していくのが困難な状態のため、年間30日間しか開館していません。

そんな状況を打破し、価値あるものを発信し、持続的な小規模ミュージアムを目指そうと仲間を増やしながら取り組んでいるアツい団体があります。
それが『石棒クラブ』です。

『石棒』って聞き慣れない言葉ですが、 男根を模したと考えられている縄文時代の石器です。

子孫繁栄など様々な幸せを願ったり 祭祀などに使われていたと考えられていますが真実は誰にも分かりません。

一般的な集落では数本見つかれば良いほうと言われるなか『石棒クラブ』が生まれた飛騨市にはなんと1,000本以上の石棒が出土した遺跡があり、石棒研究の世界では「聖地」とされています。

石棒クラブが発足して、2年が経過しましたが、少しずつ変化が目に見えてわかるようになってきました。最近では発信方法が認められ、小規模ミュージアムの新たな活動の形として石棒クラブのメンバーかつ飛騨市教育員会学芸員に執筆依頼が続々と入っています。

4月11日に朝日新聞さんで紹介されました。

石棒クラブには、東京都在住の方が関わっており、アイディア出しやイベントのお手伝いをくれたり、県外の学生が石棒の撮影をヒダスケしてくれています。
石棒クラブやヒダスケの活動が飛騨みやがわ考古民族館の発信力になっています。

今後も石棒クラブにご注目です!
石棒クラブのHPぜひご覧ください。

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