お知らせ
新型コロナ感染拡大状況を鑑みて、当プログラムは『飛騨市内在住者限定』とさせていただきます。ご理解の程よろしくお願いいたします。
※ 8月25日に岐阜県から発表されました「緊急事態措置区域及びまん延防止等重点措置区域との往来自粛」の継続・強化に準ずる対応です。
※当日は、消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保を徹底して行います。
プログラム内容
飛騨市宮川町の棚田と板倉の里「種蔵」。
下界の喧騒が届かない静かな種蔵には、全国でも珍しい石積み造りの棚田が広がり、咲き誇る花々に囲まれ昔ながらの板倉(食料等を保管する蔵)が点在しています。
今回は、種蔵集落内のツルや草や木で隠れた石積みの草取りしていただける方を募集します!
作業終了後に、野草スムージーをご用意しております♪
今ならイノコヅチ、メナモミ、ミョウガなどが採れます。薬草を採りたい方は、作業前の14時にタネクラハウスにお越しください!
プログラム当日の流れ
◎9月4日(土)の参加者を募集します。
16:30 集合(タネクラハウス)
16:30~18:00 石積みの草取りのお手伝い(適宜休憩します。)
18:00 オカエシをもらって解散
※薬草を採りたい方は、14時にタネクラハウスにお越しください!
プログラム募集の背景
種蔵地区は、環境省「かおり風景100選」、飛騨・美濃じまん運動「じまんの原石」「ぎふの棚田21選」などに選ばれている美しい山里です。種蔵には空積みという自然素材だけで積み上げた石積みの棚田が、集落全体に今も残っています。
種蔵集落内には、沢山の石積みが残っています。全てが田畑として使われていれば、石積みの草も取っているかもしれません。しかし、集落の高齢化、過疎化で多くの田畑が使われなくなっているため、石積みの草は、気づいた方が、時間のある時に取って綺麗にしているというのが現状です。
10年ほど前までは田畑として使う人がまだ大勢いらっしゃり、使っている人が各々せせっと石積みの草を取っていらっしゃいました。今も使われている田畑の石積みは 使われてる方がものすごく丁寧に草は取られています。しかし使われていない田畑が多くなり、昔の集落を知っている方が見ると、今の石積みは残念な状態のようです。
種蔵の景観は今も素敵ではあります。ただ、全ての石積みがみえるようになれば、もっと引き締まって、もっと美しくどこかの遺跡のような景色になるのだろうと思います。昔多くの人が住んでいた時のように、少しでも多くの石積みが、日の光を浴びて美しく緑の中に映えているといいな、と思っています。
石積みの草取り終了後は、達成感で満たされ、満足度高いこと間違いなしです!
ヌシ(プログラム案内人)について
ヌシの千田陽子といいます。種蔵(たねくら・飛騨市宮川町)に移住してきて、種蔵の景観保全のためにさまざまな活動をしています。
草取り後の達成感と、そこの美しくなった景色は、「やったぞ!」と思えるので、満足度は高いと思います!
地道な作業ですが、時たま空を見上げたり、ぐるりと一周眺めたり、
風を感じたり、鳥のさえずりが聞こえてくるとなんだか、ゆっくりな良い時間
だなぁ~と感じてもらえると思います!
また、星のオルゴールという音も時々聞こえてくるので、宇宙と繋がり、瞑想状態で草取りもできます(笑)♪♪
種蔵ならではの自然を感じる空間で、気持ちよく草取りしていただけると幸いです!