プログラム内容
飛騨市宮川町の棚田と板倉の里「種蔵」。
下界の喧騒が届かない静かな種蔵には、全国でも珍しい石積み造りの棚田が広がり、咲き誇る花々に囲まれ昔ながらの板倉(食料等を保管する蔵)が点在しています。そこで、種蔵集落内のツルや草や木で隠れた石積みの草取りしていただける方を随時募集します!(日程調整しながら、実施いたしますのでいつでも気軽にお声がけください!)
プログラム当日の流れ
◎随時参加者を募集します。
①集合(タネクラハウスの駐車場)
②石積みの草取りのお手伝い(適宜休憩します。)
③まったり薬草茶やおやつを食べてながら交流
④オカエシをもらって解散
※雨天の場合は中止となります。
※1日のお手伝い時間は1時間半ほどです。
※朝もしくは夕方からのお手伝いをオススメします。(日中は暑いため)
※10時〜15時は暑いため、曇りの日でのお手伝いをオススメします。
※ご希望の日程を、一週間程前にお問い合わせ下さい。
(直前でも可能な場合がありますので、お気軽にお問い合わせください!)
プログラム募集の背景
種蔵地区は、環境省「かおり風景100選」、飛騨・美濃じまん運動「じまんの原石」「ぎふの棚田21選」などに選ばれている美しい山里です。種蔵には空積みという自然素材だけで積み上げた石積みの棚田が、集落全体に今も残っています。
種蔵集落内には、沢山の石積みが残っています。全てが田畑として使われていれば、石積みの草も取っているかもしれません。しかし、集落の高齢化、過疎化で多くの田畑が使われなくなっているため、石積みの草は、気づいた方が、時間のある時に取って綺麗にしているというのが現状です。
10年ほど前までは田畑として使う人がまだ大勢いらっしゃり、使っている人が各々せせっと石積みの草を取っていらっしゃいました。今も使われている田畑の石積みは 使われてる方がものすごく丁寧に草は取られています。しかし使われていない田畑が多くなり、昔の集落を知っている方が見ると、今の石積みは残念な状態のようです。
種蔵の景観は今も素敵ではあります。ただ、全ての石積みがみえるようになれば、もっと引き締まって、もっと美しくどこかの遺跡のような景色になるのだろうと思います。昔多くの人が住んでいた時のように、少しでも多くの石積みが、日の光を浴びて美しく緑の中に映えているといいな、と思っています。
石積みの草取り終了後は、達成感で満たされ、満足度高いこと間違いなしです!
ヌシ(プログラム案内人)について
種蔵を守り育む会の石積み担当の千ちゃんです!
種蔵(たねくら・飛騨市宮川町)に移住してきて、種蔵の景観保全のためにさまざまな活動をしています。
草取り後の達成感と、そこの美しくなった景色は、「やったぞ!」と思えるので、満足度は高いと思います!
地道な作業ですが、時たま空を見上げたり、ぐるりと一周眺めたり、風を感じたり、鳥のさえずりが聞こえてくるとなんだか、ゆっくりな良い時間だなぁ~と感じてもらえると思います!
また、星のオルゴールという音も時々聞こえてくるので、宇宙と繋がり、瞑想状態で草取りもできます(笑)♪♪
種蔵ならではの自然を感じる空間で、気持ちよく草取りしていただけると嬉しいです!