プログラム内容
飛騨市神岡町にある天空の里と呼ばれる「山之村」。
山之村で大根やほうれん草などの農業を営んでいる清水さん。飛騨の中でも豪雪地帯の山之村。ここでは、『寒干し大根』という伝統的な食材があります。この寒干し大根は、標高約1,000mの高地に位置し、厳冬期にはマイナス20℃になる豪雪地帯である山之村だからこそできる食材です。冬になり、寒干し大根を作る季節になりました。実際に、寒干し大根づくりに触れて、寒干し大根や山之村の魅力を知っていただきたいと思います!
そこで今回は、寒干し大根づくり(洗う、皮引き、きる、煮る、干すなど)をお手伝いしていただける方を募集します!冬の山之村の澄んだ空気と景色は絶景です!ぜひ楽しみにお越しください!
プログラム当日の流れ
■1月15日(日)10:00〜12:00の参加者を募集します。
※荒天の場合、中止となります。
10:00~ 集合(清水農園)
10:00~10:10 圃場へ移動、自己紹介、お手伝い内容説明
10:10~12:00 大根洗い、皮引き、切る、煮る、干すなどのお手伝い
12:00〜 オカエシをもらって解散
参加条件
①どなたでも参加可能です。
②中学生以下の方は保護者同伴でお願いします。
プログラム募集の背景
飛騨市神岡町にある「山之村」。
茅葺(かやぶ)き民家や全面板造りの伝統的な倉庫「板倉」が残っており、人々のくらしに育まれてきた健やかで美しい「にほんの里」100選にも選ばれています。標高850 ~ 1000m の盆地に位置しているため「天空の里」とも呼ばれています。
北アルプスの麓、標高約1,000mの高地に位置し、厳冬期にはマイナス20℃になる豪雪地帯です。山之村の冬季期間は積雪2mの雪の中に孤絶する土地だったため、自給自足をする生活が根付いています。
この地域の特色を生かし、生まれたのが 保存食としての「寒干し大根」です
寒干し大根は、山之村では欠かせない食材で、寒暖差によって甘みや旨みが凝縮される美味しい特産品です。冬季期間の凍みで大根は夜に凍って、昼間には溶けるを繰り返し、甘みと滋養を凝縮させていきます。
以前にお手伝いをしてくださった方との会話で「こんなに新鮮な空気を吸いながら大根を抜くのが本当に気持ちいい。大変な作業だけどなかなか経験できることじゃないし、山之村の魅力を知るきっかけには本当にいいと思う。きっと喜ばれると思うよ。」と言われたことがあります。
いつかこの体験をみなさんに味わっていただきたい!そしてこの作業を通じて山之村大根や寒干し大根の美味しさの秘密をしてもらいたい!と思います。
ヌシ(プログラム案内人)について
ヌシの清水農園の清水琢也です!
農家として主にほうれん草や寒干し大根などを育てています。
今回の寒干し大根づくりを通じて、寒干し大根や山之村の魅力をお伝えできたら幸いです!大変な作業ではありますが、ぜひたくさんの方とお話しながら楽しく作業できたら嬉しく思います!