プログラム内容
岐阜県の最北部、県立自然公園内にある池ヶ原湿原の美しいミズバショウを守るため、繁茂した『ヨシ』を刈って、湿原の外に運び出すお手伝い!
参加条件
①中学生以上で屋外作業が可能な方
②自然が好きで普段から森歩きや登山を行っている方
③継続的に飛騨の森に関わってくれる方
④お車がない方は飛騨古川駅からの送迎も可能です。(人数に限りがあるのでお早めにご連絡ください。)
プログラム当日の流れ
◎7月16日(日)8:30〜12:00 参加者募集!
8:30 池ヶ原湿原駐車場 集合(宮川町洞地内)
8:45 作業説明・自己紹介
9:00~11:30 ヨシ刈り及びヨシ搬出作業
11:30~12:00 森のフルートコンサート
池ヶ原への想い
約5haの湿原に40万株のミズバショウが咲き誇る、岐阜県飛騨市宮川町にある「池ヶ原湿原」。岐阜の尾瀬とも呼ばれています。歩きやすい木道があり、車椅子やベビーカーでも安心な「バリアフリーの森」として親しまれています。
そんな池ヶ原湿原のミズバショウは、夏に大量に繁茂するヨシを刈り取り、湿原外に運び出すことで、「富栄養化」を防ぎ、湿原の環境を維持しています。この地道な保全活動により、平成22年頃は4mもあったヨシが、今では2m以下となり、春に咲くミズバショウの数も増えてきました。
池ヶ原湿原の本来の植生を取り戻すため、毎年8月末ごろまでに数回、ボランティアやシルバー人材センターの人たちと一緒にヨシ刈り作業を行ってます。作業はとても大変で、特に刈り取ったヨシを運び出すのがひと苦労です。
美しいミズバショウを守り、未来に繋げるために、皆さんの知らないところで日々頑張っています。私たちは一緒に池ヶ原を守ってくれる仲間を増やしたいです。森に恩返ししたいと思っている「あなた!」 是非 池ヶ原湿原で一緒に保全活動をやりましょう。
飛騨市役所まちづくり観光課
課長 齋藤由宏
池ヶ原湿原自然保護センター所長 岩佐勝美