お手伝い内容
年間数千人が訪れる、飛騨市と白川村の境界に位置する「天生の森」。
標高約1300mの登山口から始まる登山道沿いでは、雪解け直後の5月下旬のミズバショウに始まりニリンソウ、サンカヨウ、リンドウ類、ニッコウキスゲなど四季折々の花が彩ります。
最奥の「籾糠山」からは立山・剣岳から飛騨山脈や御嶽山の眺望が楽しめます。なかでも「天生高層湿原」は長い年月をかけてできた希少な自然環境が残っています。
湿原は、人の手により維持管理をしていくことで、皆さんに楽しんでいただく空間になります。少人数で日々貴重な湿原を守り繋いでいくために、維持管理をしていますが、現在湿原内に生える「陸地化を促進させる植物」が猛威を振るっています。
これらを刈り取り運び出す作業は、私たちだけでは終わりが見えない作業ですが、皆さんに少しでもお手伝いいただけると嬉しいです!
このまま侵食されていくと湿原が陸地化してしまい、湿原の存続も危ぶまれる可能性があります。当日は一緒にお話ししながらお手伝いを楽しんでいただけると、地域の人の活力にも繋がりますので、お力をお貸しいただけると嬉しいです!
参加条件
①小学5年生以上の方(しゃがんだり地味な野外作業が問題ない方)。
②自然がお好きな方
③飛騨の森が好き、あるいは興味があり、飛騨の森と繋がりたい方。
当日の流れ
◎9月14日(土)8:30〜11:40
8:30 集合(天生峠駐車場)
8:30〜9:30 あいさつ、簡単な自己紹介、お手伝い内容の説明、天生高層湿原まで徒歩移動
9:30~11:30 天生高層湿原にて「陸地化促進植物」の刈り取りと搬出
11:30~11:40 片付けなど
11:40〜 ヒダスケ!終了。現地解散となりますので、引き続き天生の森の散策や、籾糠山まで登ったりしてお楽しみください🎵