プログラム内容
飛騨市河合町で地歌舞伎公演や歌舞伎指導をしている「飛騨市河合町歌舞伎保存会」。
平成19年に河合町歌舞伎保存会を発足し、29年には飛騨市河合町歌舞伎保存会と改名しました。主な活動は年一回の地歌舞伎公演と河合小学校児童への歌舞伎指導です。現在会員は26名二十代から六十代が中心です。10月23日(日)に行う公演は中学生が中心となって演じます。当日は、200名のお客様を迎えますので、少しでも人手があるととても助かります。
そこで今回は、当日の公演にて、裏方業務(受付、会場設営、着付け、化粧補助等)のお手伝いをしていただける方を募集します。
参加条件
①中学生以上の方
②中学生の方は保護者同伴でお願いします
当日の流れ
◎10月23日(日)9:00〜16:00の参加者を募集します!
9:00 集合(河合保育園横 角川体育館)
9:00〜9:20 各々の自己紹介、お手伝い内容の説明
9:20〜13:00 会場設営、役者の着付け、化粧の補助のお手伝い(お昼休憩など適宜休憩します)
13:00~13:30 会場、受付のお手伝い
13:30〜16:00 歌舞伎公演開演!みんなで歌舞伎を楽しみましょう♫
16:00~ 終了後の挨拶、オカエシをもらって解散
プログラム募集の背景
河合町の地歌舞伎は、文化6年(1809)から始まったとされ、各神社で地歌舞伎が盛んに行われていました。しかし、昭和30年代に衰退していきました。
昭和61年に伝統芸能保存会の民謡部のメンバーにより、ミニ歌舞伎が復活しました。文化協会設立を機会に「むら芝居」として演じられてきましたが、指導者の減少や役者等の高齢化による危機を乗り越えるために、平成19年2月に「河合町歌舞伎保存会」を設立しました。
河合町だけでなく、飛騨市内からも会員を募集したことにより「飛騨市河合町歌舞伎保存会」と改名し、現在に至ります。主な活動は年一回の地歌舞伎公演と河合小学校児童への歌舞伎指導です。
10月23日(土)に歌舞伎の公演会を行います。公演にはトラブルがつきものです。公演当日、衣装屋さんが大事な小道具(傘)を忘れ、小道具なしでの演技を余儀なくされたり。台詞をど忘れしてしまい、思い出そうとすると余計に頭が真っ白になるなんてことも…。そんな時に助けてくれる黒子の役が大事です。そんなアクシデントも乗り越えて、みんなで楽しみながら舞台を披露しています。
今回は黒子役として、皆さんにお手伝いいただきたいと思います。
ヒダスケ!を通して、歌舞伎の所作や台詞、歴史や慣習などをたくさんの方々に知ってもらい、次世代に引き継いでいけると嬉しいです!会員も絶賛募集中ですので、興味のある方はぜひ気軽にお声がけください♫
プログラム案内人(ヌシ)について
ヌシの飛騨市河合町歌舞伎保存会の野村です。
飛騨市河合町歌舞伎保存会は、「一人はみんなのためにみんなは一人のために」を合言葉にとてもアットホームな雰囲気で日々の練習に励んでいます。
当日は河合の地歌舞伎を楽しみながら、一緒にお手伝いしていただけると嬉しいです。
また、ぜひこの機会に歌舞伎の所作や台詞、歴史や慣習にも触れてみてください。