プログラム内容
飛騨市神岡町にある大津神社、白山神社、朝浦八幡宮の二社一宮で同日にそれぞれ行われる例祭「飛騨神岡祭」。「高山祭」、「古川祭」と並ぶ、「飛騨三大祭」のひとつであり、伝統あるお祭りです。祭の最大の見どころは、大津神社の渡御(とぎょ)・還御(かんぎょ)の各行列です。
そして、昨年に引き続き大津神社の大例祭の行列に一緒に参加をしてくださる方を募集します!ドローカルなこのお祭り!普段はなかなか入ることができない地域のお祭りの裏側!不慣れな点もあるかと思いますが、そこも含め一緒にお祭りを楽しんでいただけると嬉しいです!
具体的には、祭り行列の出仕(神楽の太鼓担ぎ)のお手伝いを予定しております。
参加条件
①中学生以上の方OK!(友達同士の参加などもOK!)
②服装はダーク系の長袖・長ズボンまたは礼服をご着用の上、ご参加ください。(ジーパン、Tシャツなどの派手な格好はNGとなります。)
当日の流れ
■日程
①午前の部:2024年4月27日(土)8:30〜14:00
8:30 集合(大津神社の社務所)
8:30~9:00 各々自己紹介、着替え、お手伝い内容の説明
9:00~11:50 町回り(適宜休憩しながら、神楽の皆さんと昼食)
11:50~13:30 渡御行列に参加!
13:30~14:00 大津神社の社務所に戻る
14:00~ ヒダスケ!終了、着替えてお返しをもらって解散
②午後の部:2024年4月27日(土)13:30〜22:00
13:30 集合(大津神社の社務所)
13:30~14:00 各々自己紹介、着替え、お手伝い内容の説明
14:00~18:30 町回り(適宜休憩しながら、神楽の皆さんと夕食)
18:30~21:30 準備と夜間の行列(還御)に参加!
21:30~22:00 大津神社の社務所に戻る、着替えなど
22:00~ ヒダスケ!終了、着替えてお返しをもらって解散
※お車でお越しの際は、ふれあいセンター、神岡振興事務所、船津座、スカイドーム神岡などの駐車場をご利用ください。
※時間が前後する場合がございますので、予めご了承ください。
※雨天中止(小雨でも中止)となります。中止の場合は、前日または当日早朝までにご連絡いたします。
プログラム募集の背景
飛騨市神岡町にある大津神社、白山神社、朝浦八幡宮の二社一宮で同日にそれぞれ行われる例祭「飛騨神岡祭」。「高山祭」、「古川祭」と並ぶ、「飛騨三大祭」のひとつであり、伝統あるお祭りです。祭の最大の見どころは、大津神社の渡御(とぎょ)・還御(かんぎょ)の各行列です。
正午に大津神社を発輿する渡御行列は、平安絵巻を思わせる大行列です。神岡町のメイン通りの西里通り・本町通りを笛、太鼓、鉦を打ち鳴らす祭囃子の中、子供神輿を先頭に、獅子、神楽、雅楽、鶏闘楽、奴、台輪と呼ばれる移動式の舞台で舞を披露する舞姫、小・中・大神輿が進む様は圧巻です。渡御行列の終点となる本町通りの防災公園では、社中芸能披露が催されます(雅楽、鶏闘楽、獅子舞)。
午後7時からの神様が里から神社へ戻られる還御行列では、西里通り交差点を出発して西里通りを進んできた各社中が、大津神社参道下の川西ポケットパーク付近で、芸能披露を行います。一日街なかを巡行した獅子、鶏闘楽や神輿の担ぎ手たちは気分も高まって最高に盛り上がり、熱狂的に舞い踊り、練ります!
各神輿は、参道を行きつ戻りつゆっくりと練り進みますが、参道を登りきり境内にさしかかるとそれまでの足取りから一転、獅子が舞い、鶏闘楽の鉦が打ち鳴らされる中境内を一気に駆け抜けて拝殿へとなだれ込みます。熱気あふれる祭りのクライマックスは、観光客のみならず地元の人たちをも魅了します!
しかし近年、氏子の減少と高齢化に伴い、祭りに出仕できる人が減り、祭りの維持が困難となってきた….。そこで今年から初の試みとして、祭りに一般の方にも参加していただくこととなりました。祭りの賑わいを維持するのと同時に、より多くの人に祭りの楽しさを体験していただき伝統文化の継承を行っていきたいと思っています!
これからもぜひ神岡祭を残していきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いいたします!