プログラム内容
私たちが普段使っている紙は、木材パルプなどを使って機械で量産されている洋紙ですが、和紙は植物の靭皮(甘皮)の繊維をとって1枚1枚手で漉きます。
飛騨市河合町にある「山中和紙(さんちゅうわし)」は、鎌倉時代(約800年前)から続く伝統的な工芸品ですが、現在紙漉きを行っているのも3軒のみ。
山中和紙は、雪の上で楮(こうぞ)をさらす「雪ざらし」を行っており、日光を当てることで、自然漂白をする珍しい工法を行っています。
今回は、楮の木から甘皮をはぐ作業のお手伝いをします!伝統工芸の技を近くで見ながら、手に触れ山中和紙を知ってみませんか?
参加条件
①どなたでも参加できます!
当日の流れ
◼︎11月4日(土)12:30〜16:30の参加者を募集します。
12:30 集合(いなか工芸館)
12:30〜12:45 自己紹介、お手伝い内容の説明
12:45~13:00 楮蒸しあげの見学
13:00〜14:30 楮皮はぎのおてつだい、束ね干し
14:30~15:00 みんなで休憩
15:00〜16:30 楮皮はぎのおてつだい、束ね干し
~16:30 作業終了。オカエシをもらって自由解散
当日の夜は、河合町にある入浴施設「ゆぅわ~くハウス」で飛騨市ファンクラブ「飛騨市ファンの集い」を開催します! 飛騨市民も大歓迎!!ゆったりまったり河合のスロータイムを過ごしませんか?
申込みは10月30日まで!!
詳細はこちら:https://www.city.hida.gifu.jp/site/fanclub/56899.html
ヌシ(プログラム案内人)の想い
飛騨市ファンクラブ事務局です!
飛騨市河合町と言えば「山中和紙」!河合町の保育園では年長さんになると自分の卒園証書を漉きになか工芸館に行きます。(事務局の私もその1人)思い入れの強い山中和紙ですが、その技術をついでいる方が激減しています。今回、山中和紙の工程の一部をお手伝いいただき、触れてもらいと思い企画しました!
代々山中和紙の技術を繋いでいる柏木さん。山中和紙の生産技術を守り伝えようと作られた「いなか工芸館」で山中和紙作りや、紙漉き体験を行っています。
800年の伝統の技を「いなか工芸館」で体験してみませんか?