プログラム内容
岐阜県の最北部、県立自然公園「池ヶ原湿原」にて、冬に向けて獣害対策の電気柵の撤去のお手伝いです!今シーズン最後の大仕事!是非助けていただきたいです。
参加条件
①屋外でのお手伝いが問題なくできる方
②継続的に飛騨の森に関わってくれる方
③お車がない方は飛騨古川駅からの送迎も可能です。(人数に限りがあるのでお早めにご連絡ください。)
当日の流れ
◼︎10月21日(土)9:00〜12:00
9:00 集合(池ヶ原湿原管理棟駐車場前)
9:00〜9:15 あいさつ、作業説明、現場移動
9:15~12:00 電気柵の撤去のお手伝い
12:00〜 オカエシをもらって自由解散
ヌシ(プログラム案内人)の想い
約5haの湿原に40万株のミズバショウが咲き誇る、岐阜県飛騨市宮川町にある「池ヶ原湿原」。岐阜の尾瀬とも呼ばれています。歩きやすい木道があり、車椅子やベビーカーでも安心な「バリアフリーの森」として親しまれています。
ボランティアによる『ヨシ刈り』や『外来種防除』により美しい自然が守られていますが、昨年から「イノシシ」や「二ホンシカ」にミズバショウの根が食べられる食害が新たに発生しています。
そこで昨年から、「岐阜県野生動物管理推進センター(岐阜大学&岐阜県共同設置)」と連携し、まずは食害の現状を把握するため、湿原内に監視カメラを10台設置しました。その結果、予想以上にイノシシや二ホンシカが確認されたため、令和5年度は湿原の半分を電気柵(高さ2m 距離1km)で囲む対策がスタートしました。
さらにKDDIと連携し、電気柵の設置に加え、音で獣を追い払う「獣害撃退器」を新たに設置するなど、獣の動態を監視しながら順次必要な対策を進めていいます。
今回は、皆さんにお手伝いいただきたいのは、電気柵の撤去。まずは電線を巻き取る作業から始め、鉄柱を抜いて倉庫に運ぶ作業です。参考に天生県立自然公園での作業風景を掲載していますが、池ヶ原湿原の電気柵は林道沿いに設置しているため、足場は安定しており作業はしやすいです。
普段から私たちが取り組んでいる保全作業に関心を持っていただき、一緒に楽しく保全していただける方を増やしたいと考えています。
「池ヶ原湿原」今シーズン最後の大仕事です!皆様のご協力よろしくお願いします!