プログラム内容
飛騨市河合町の伝統工芸品「山中和紙」。その山中和紙づくりの初期工程である楮(こうぞ)の皮剥ぎを山中和紙づくり師匠の清水さん、移住して継承された長尾さんと一緒にしていただきます!
参加条件
①どなたでも参加OK!
②お車がない方は飛騨古川駅からの送迎も可能です。(人数に限りがあるのでお早めにご連絡ください。)
当日プログラムの流れ
◎11月12日(日)、11月16日(木)の参加者を募集します!
※各日程の午前または午後の部をお選びいただけます。
※複数日程も参加可能です。
※1日ご参加いただく方は、昼食をお持ちください。
【午前の部】
8:00 集合
8:00〜8:10 各々の自己紹介、山中和紙・作業の説明
8:10~10:00 楮(こうぞ)の皮剥き
10:00~10:30 みんなでお話ししながらお茶菓子休憩♫
10:30~12:00 楮(こうぞ)の皮剥き
12:00〜 オカエシをもらって解散
【午後の部】
12:50 集合
12:50〜13:00 各々の自己紹介、山中和紙・作業の説明
13:00~15:00 楮(こうぞ)の皮剥き
15:00~15:30 みんなでお話ししながらお茶菓子休憩♫
15:30~17:00 楮(こうぞ)の皮剥き
17:00~ オカエシをもらって解散
山中和紙とは?
有数の豪雪地帯として知られる河合町には、800年ほど前から「楮の雪ざらし」という独特の手法による和紙づくりが伝わっています。和紙の原料となる「楮」を雪にさらし漂白するという手法で作られるこの和紙は「山中(さんちゅう)和紙」と呼ばれ、ナチュラルな風合が魅力の和紙です。厳しい自然に育まれた山中和紙は、素朴な美しさと優しい感触が人気で、便箋や封筒だけでなく、インテリアや雑貨にも使われています。
河合町では農家の冬仕事として伝承されてきましたが、近年では生産農家が激減しています。そういった状況下で、山中和紙の生産技術を守り伝えようと長尾農園で継承されました。
この伝統ある山中和紙の製造は、昔は近所の人達で協力してやっていました。しかし、昨今の人口減少の影響で近所の人を集めて作業することも難しく、生産者も現在は3名のみとなっています。作業も人手が不足しています。
山中和紙の生産者は現在3名のみとなります。地の材料を使い、環境を生かし、自然のままに作られている山中和紙。山中和紙の伝統を引き継いだ長尾さんのお手伝いをしながら山中和紙の歴史を受け継ぐ数少ない職人の技術の凄さをぜひ体験してみてください♪