プログラム内容
飛騨市の最北端、歴史と価値のある『飛騨みやがわ考古民俗館』。
小規模ミュージアムの活用と活性化を目指す取り組みを行っています。
今回は、飛騨みやがわ考古民俗館1日館長第3期生を募集します!1日館長になるまでの道のりを第1期、第2期から大きく変更しました。オンラインでの講義、試験は行わず、実践形式で館長の仕事を学び、来年春頃に1日館長としてデビューしていただく予定です。
今回の講師は1期生、2期生として1日館長を務めた松川さんが3期生にレクチャーを行います!






1日館長ヒダスケ!に応募できる条件
①飛騨みやがわ考古民俗館に3回以上来館したことがある方(オンラインイベント参加、アーカイブ視聴などでの参加も含みます。)
②情熱を持って来館者を案内できる方
1日館長の主なお仕事
◎お仕事その1:看板を設置する
◎お仕事その2:館内の簡単なお掃除をする
◎お仕事その3:来館者を案内する
◎お仕事その4:日誌を書く

1日館長になるまでのスケジュール
◾️館長業務を学ぶ!
先輩1日館長松川さんと共に、飛騨みやがわ考古民俗館にて実践形式で館長業務を学びます!
◎11月29日(土)8:30〜17:30
※全部のご参加が難しい方はお時間のご相談も可能です。
8:30 集合(飛騨みやがわ考古民俗館)
8:30〜9:00 あいさつ、お手伝い内容の説明、松川さんよりレクチャー
9:00~17:00 1日館長候補生として松川さんと共に館長業務(適宜休憩)
17:00〜17:30 閉館のお手伝い
17:30〜 ヒダスケ!終了、オカエシをもらって解散
◾️1日館長デビュー!
時期:来年の春から夏頃
1日館長として、飛騨みやがわ考古民俗館の管理人を実際に行います。
※館長となる日は、相談の上決めさせていただきます。
1日館長の様子
【館長をしていただいたみなさまのご感想】
「楽しかったとしか言いようがない。お客さんが来なかったらどうしよう、かといって来たらどうしようと、土器土器でいっぱいでした。」「すごい楽しかったです。カメムシ除去や火入れなどリアルな体験ができた。」「いざチャレンジしてみると、自分が思っていた以上に言葉が出てこず、人に説明するということの難しさを痛感しました。それと同時に、考古学の奥深さを改めて感じつつ、石棒の魅力に気付かされました。」






プログラムの募集背景
飛騨みやがわ考古民俗館は、石棒や縄文時代に使用されていた石器や土器、民具などの貴重なものが沢山残っているにも関わらず、固定電話もなく、過疎化が進み維持していくのが困難な状況です。 年間30日しか開館しない超レアな博物館ですが、全国には同じような課題を持つ博物館がたくさんあるのではないでしょうか?
そのような中で、石棒クラブが立ち上がり、飛騨市の宮川町から1,000本以上も発掘された石棒を通じて、いかにしてファンを増やすことができるのかをテーマにチャレンジしています。小規模ミュージアムのあり方を全国にお示しできるように、石棒クラブなりに試行錯誤しながら取り組んでいます。
石棒クラブの活動もあり、多くの方にご注目いただき来館者数も増加し、無人開館も実施できるようになりましたが、有人での開館は年間30日しかできていません。
それは、決して開館したくないのではなく、開館できないのです。なぜなら、人口減少などにより募集しても管理人が集まらないのです。
そこで、1日でも多く開館し、多くの方に飛騨みやがわ考古民俗館をみてもらいたいという思いから、1日館長をしてくれる方を募集します!
ゆくゆくはオンライン1日館長も!



プログラム案内人(ヌシ)について
石棒クラブ・飛騨市教育委員会文化振興課の三好です。
文化財の保存と活用をテーマに地域の皆さんに親しみを持ってもらうために日々活動しております。多くの方に本物の石棒を見ていただきたいけど、なかなかオープンできない、そんな思いから1日館長を募集しました。
館長業務と書いてありますが身構える必要はありません。その辺りはヒダスケさんと楽しくコミュニケーションとりながら進めれたらなと思っています!
裏側の仕事が垣間見える機会でもありますので、皆様のご参加お待ちしております!

