プログラムについて
飛騨市の最北端、歴史と価値のある『飛騨みやがわ考古民俗館』を舞台に、小規模ミュージアムの活用と活性化を目指す取り組みを行っています。
今回は、この小さな博物館のシンボル『石棒』を発信するための撮影をお手伝いしていただける方を募集します!
これまで計3回行ってきた石棒撮影会は、本日で最後となる予定です!
博物館のシンボル『石棒』とは?
皆さん、『石棒』ってご存知ですか?
石棒とは縄文時代に作られた石器の一つです。 男根を模した縄文時代の石器で、主に祈りの道具として活用されていたそうです。(諸説あって面白いです!)
飛騨市宮川町にある塩屋地区では、その石棒が 1,074本 出土されました。
おそらく全国で一番石棒が出土している場所であり、石棒の聖地と言っても過言ではありません。
プログラム募集の背景
飛騨みやがわ考古民俗館は、石棒や縄文時代使用されていた石器や土器、民具などの貴重なものが沢山残っているにも関わらず、来館者は激減、固定電話もなく、維持していくのが困難と言えるほどの状態です。
年間30日しか開館しない超レアな博物館です。ですが、全国には同じような課題を持つ博物館がたくさんあるのではないでしょうか?
そんな中で、石棒クラブが立ち上がり、飛騨市の宮川町から1,000以上も発掘された石棒を通じて、いかにしてファンを増やすことができるのかをテーマにチャレンジしています。小規模ミュージアムのあり方を全国にお示しできるように、石棒クラブなりに試行錯誤しながら取り組んでいます。
その一環で、これらの石棒をInstagramに1日1本投稿しています。
全部で1,074本ある石棒。これまで計3回の撮影会を実施し、現在1,074本中、残り454本となりました。そこで、今回も撮影をお手伝いしてくださる方を募集したいと思います。当日は残り454本全てを撮影しきりたいと考えています!
日程・プログラム当日の流れ
■日程:6月18日(土)
■スケジュール
9:00~ 12:00 みやがわ考古民俗館に集合・撮影開始
適宜休憩
12:00 ~13:00 茅葺古民家(旧中村家)で昼食
13:00 ~15:00 撮影再開
15:00 撮影終了、解散
ヌシ(プログラム主催者)について
石棒クラブ・飛騨市教育委員会文化振興課の三好です。
文化財の保存と活用をテーマに地域の皆さんに親しみを持ってもらうために日々活動しております。
飛騨の宮川で発掘された石棒をSNSで投稿することは世間にPRする他、文化財の記録の意味もあり、1074本すべて投稿しきりたいと思っています。
縄文時代に作られた石棒を直接触れることができる機会でもありますので、皆様のご参加お待ちしております!