プログラム内容
飛騨市には今年2名の新人学芸員が採用されました!
新人のおふたりに、展示解説スキルの向上を目指して、街なかポケットミュージアムの企画展「飛騨古川の戦国武将と山城」にて、ギャラリートークを行っていただきます!
そのギャラリートークを聞いた上で、参加者のみなさまからから色々とご意見をいただきたいと思っています。ぜひ飛騨市の文化振興を盛り上げる人材を一緒に育てていきましょー!
参加条件
①小学生以上の方(小学校低学年の方は保護者の方同伴でお願いします)
②新人学芸員の頑張りを厳しく、時に優しく温かく見守っていただける方
新人学芸員の紹介
◎保谷里歩
平成13年生まれ、高山市出身、趣味:読書、雑学集め、コーヒーを淹れること。
一言コメント:みなさまと文化財との橋渡しをするために、知識を増やすことはもちろん、わかりやすく伝える力を磨いていきたいと思っております。今回はその第一歩として、精一杯ギャラリートークに挑みますので、 温かく、熱いご指導をよろしくお願いいたします!
◎木下孔暉
平成14年生まれ、静岡県浜松市出身、趣味:城巡り、旅行、温泉巡り、カメラ。
一言コメント:飛騨市の山城の魅力について、未熟な部分もあると思いますがわかりやすくお話できるよう頑張ります!よろしくお願いいたします!
当日の流れ
◼︎10月14日(月・祝)10:00〜12:10
10:00 集合(飛騨古川さくら物産館)
10:00〜10:10 自己紹介・概要説明・お手伝い内容の説明
10:10〜10:40 ギャラリートーク(1人目)
10:40〜11:00 参加者からの質問応答・意見
11:00〜11:30 ギャラリートーク(2人目)
11:30〜11:50 参加者からの質問応答・意見
11:50〜12:10 ベテラン学芸員(三好)を司会にみんなで交流
12:10〜 ヒダスケ!終了
発表者:保谷 里歩・木下 孔暉(飛騨市教育委員会 文化振興課 学芸員)
ヌシ(プログラム案内人)について
飛騨教育委員会文化振興課の学芸員チームです!
学芸員は、資料の収集、保管、展示及び調査研究、教育普及などの仕事を行う専門的な職員です。現在、飛騨市教育委員会には新人含め4名の学芸員が在籍し、文化施設の運営や文化財に関する仕事を行っています。
私たちは、文化財に関する調査・保存・活用を通して、飛騨市の歴史や文化のすばらしさが多くの方に伝わるよう取り組んでいます。そのためには、専門性を持った学芸員の育成は大変重要なことと捉えています。より多くの方に教えていただく機会を作ることで自分たち自身も成長することができると思い、この取り組みを企画しました。
近年、文化財保護法や博物館法の改正、DXの推進などの環境変化に対応しつつ、人口減少による文化財の担い手不足など飛騨市の課題解決に向けた取り組みを推進することが求められています。専門的な知見をもって業務に取り組む学芸員も、このような環境の変化に対応していくことが大切になってきます。
新人学芸員が将来の飛騨市を担う人材になるためには、自身の専門分野を深めることはもちろん、幅広い知識や経験を積むことが欠かせません。今回、街なかポケットミュージアムの企画展「飛騨古川の戦国武将と山城」のギャラリートークを通して、専門知識を分かりやすく解説するスキルを、参加者の皆さんと一緒に育てていきたいと考えています。
フレッシュな学芸員とざっくばらんに交流できる機会です。ご参加をお待ちしております!