プログラム内容
飛騨の『石』のプロフェッショナル集団「砂原石材」。
石材店というと、お墓の墓石を想像される方が多いと思います。一方で、砂原石材では垣根を設けず、さまざまな石を扱っています。そういった固定観念のある石材業界を変えていきたい!という想いから、日本全国を走り回って石の情報を手に入れたり、色々な人の新鮮な意見を取り入れて日々精進しています。
江戸時代から続く石材店ですが、普段馴染みのない専門分野なため、石材業界を知る機会もあまりないと思います。
今回は、石材の世界に触れてもらうのと同時に、皆さんから色々な目線で、新鮮なご意見をいただける方を募集します!
「石材に興味を持ってもらうにはどうしたら良いか?」 「若者にとって興味を引く石材って何だろう?」「石材に対する印象や考え」 など雑談ベースに色々とお話しできればと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
プログラム当日の流れ
◎3月7日(月)19:30〜21:00
19:20-19:30 集合 (事前にメールでお送りするZOOMのURLよりお入りください。)
19:30-19:40 今回のヒダスケ!プログラムの概要説明
19:40-19:50 各々の自己紹介
19:50-20:50 みんなでざっくばらんに意見交換しよう!
20:50-21:00 クロージング(まとめ、感想共有など)
※ご参加いただく方には、メールにて当日の詳細およびZOOMのURLをお送りいたします。
こんな方にオススメ!
・石や石材加工などに興味がある方
・石職人の世界に興味のある方
・広報やマーケティングに興味のある方
・砂原石材さんと一緒に楽しんで考えてくれる方
・ヒダスケしてみたい方
プログラム募集の背景
砂原石材は、創業220年江戸時代から続く飛騨市古川町の石材店です。
石材店が扱う石には、大きく分けて3種類あります。お墓の「墓石」、ビルの壁や床などの「建築石材」、公園の石などの「造園環境石材」です。仕入れ、加工、販売(直販)、施工までを一貫して行っており、建築、造園、墓石、溶岩プレートなど色々な石材を広く手がけています。
職人が自分の目で材料を判断することを大切にし、日本全国を走り回っているほか、皆さんに最適な石を提供できるように、日本には入ってこない石の情報を得るため、中国などの海外にも毎年足を運んでいます。また、地元の活性化にも尽力したいと考えており、身近に石を感じてもらえるように、不定期に文字彫刻体験などのイベントを開催しています。
しかし、普段馴染みのない専門分野なため、皆さんにとっては、石材業界を知る機会はあまりないのではないでしょうか。石材業界も高齢化が進んでいたり、普段は同業界での関わりが多いです。そのため、視野が狭くなってしまったり、考えが凝り固まってしまうこともあります。
そこで今回は、石材の世界に触れてもらうのと同時に、新たなチャレンジを検討するにあたり、皆さんから色々な目線で、新鮮なご意見をいただける方を募集します!
プログラム案内人(ヌシ)について
砂原石材の砂原です!
「石職人」として、今まで先祖が築き上げてきた歴史を何よりも大切にしてきました。
「石」という形で今日まで残る先人たちの作品を目にすると、その高い技術と並々ならぬ気概に、畏敬の念を感じずにはいられません。時代の移り変わりとともに、製作の主な手法は「手彫り」から「機械」へと変化してきました。様々な優秀な工法が生み出される一方で、忘れ去られていく技術も少なくありません。
しかしながら、先人たちが心に持ち続けた「石職人としての誇り」そして、製品の完成を心待ちにしてくださる「お客さまの喜び」だけは、忘れられることも失われることもあってはならない思っています!
自分たちの力でお客さまが喜んでくださる。こんなに嬉しいことは他にありません。「人の幸せ」が、すなわち「自分たち自身の幸せ」であることを、「石」を通じて心に持ち続けていきたいと思っています。