飛騨市宮川町の棚田と板倉の里「種蔵」。
日本の原風景が今なお残る種蔵では、美しい景観を維持するために石積の修繕が欠かせません。今回は、種蔵集落内の崩れた石積みの補修作業の補助『石の運び屋さん』を募集します!
石積みに興味がある方、種蔵に行きたい方、初心者の方でもできる作業ですのでぜひ安心してご参加ください。
前日には、石積みの補修で利用する石を集めるヒダスケプログラムもあります!ぜひこちらもチェックしてください(^^)
プログラム当日の流れ
■4月3日(土)の参加者を募集します。
8:45 集合( 板倉の宿種蔵 )
8:45~9:40 現場移動・自己紹介・現場で石積みの見学
9:40~12:00 作業(石の運搬、石積み補修の補助)
12:00~ オカエシをもらって交流、解散
※石積みのワークショップは終日行います。
当ワークショップは過去に参加されている方のみ対象になっております。
プログラム募集の背景
種蔵地区は環境省「かおり風景100選」、飛騨・美濃じまん運動「じまんの原石」「ぎふの棚田21選」などに選ばれている美しい山里です。この種蔵の棚田と板倉の美しい風景を守るために、仲間を増やしながら棚田の石積みの補修をしています。
イノシシが入って石積を荒らしたり、崩れたり、孕んだりするので定期的に補修が必要です。しかし、集落の高齢化が進み、修繕のノウハウを持つ方も少なく石積みの維持が困難となっています。約2年前から石工さんから技術を引き継ぎながら石積みを修繕しようというプロジェクトがスタートしました。
今回は補助という形にはなりますが、石を運んだり、積んだ石の裏に砕石入れたりの作業をお手伝いいただけたら大変助かります。
ぜひこの機会に石積みの修繕に触れてみませんか?
プログラム案内人(ヌシ)について
今回のプログラム案内人(ヌシ)の 今井了恵 です。
岐阜県唯一の石工講師資格を所有しており、個人で石積み職人と石の加工職人をしております。
飛騨市の石積みを残そうというプロジェクトは本当に素晴らしいです。
少しでも多くの方に石積みの素晴らしい技術が伝わると嬉しく思います!