■今回はお手伝いではなく「活動を振り返る会」
今シーズンは「森スケ!」を通じて、たくさんの方々に「池ヶ原湿原」の自然保全活動に携わっていただきました。ご協力本当にありがとうございました(__)
今回はお手伝いではなく「自然公園獣害対策シンポジウム」のご案内です。「森スケ!」による自然環境保全の役割と、新たな課題「獣害」にどう取り組むべきか、今シーズンの活動を思い出しながら一緒に考えませんか。
◎お申込みはこちらから 専用フォームから 電話でも可 0577-73-7463
■参加条件
①飛騨の自然が大好きな方
②自然環境保全活動に興味のある方
■シンポジウム概要
令和5年11月4日(土)13:30~16:00
- 場所 飛騨市役所西庁舎3階 大会議室
- 主催 飛騨市・岐阜県野生動物管理推進センター
- 参加 無料(事前申し込み)
- 申込 専用フォームから 電話可 0577-73-7463
- 窓口 飛騨市役所 まちづくり観光課
13:30~ 自然公園における獣害対策(大学)
14:30~ 池ヶ原湿原の自然保全活動(森スケ)
15:30~ 県内の獣害状況(県・市)
16:00〜 終了
ヌシの想い
今シーズンはお手伝いいただき大変助かりました。池ヶ原湿原は5haの湿原に40万株のミズバショウが咲き誇り、岐阜の尾瀬とも呼ばれています。歩きやすい木道があり、車椅子やベビーカーでも安心な「バリアフリーの森」として親しまれています。
今シーズンも森スケを通じた『ヨシ刈り』、『外来種除去』、『林間遊歩道側溝整備』、『電気柵撤去』と様々な保全活動により、豊かで美しい自然が守られています。
特に、昨年から重点的に取組んでいるのが「イノシシ」や「二ホンシカ」にミズバショウの根が食べられる食害対策です。「岐阜県野生動物管理推進センター(岐阜大学&岐阜県共同設置)」と連携し、湿原内に監視カメラを10台設置。その結果、予想以上にイノシシや二ホンシカが確認されたため、令和5年度は湿原の半分を電気柵(高さ2m 距離1km)で囲むなどの対策を進めています。
今回のシンポジウムでは、「大切な自然を未来につなぐ」をテーマに、今シーズン取組んできた「植生維持」と「獣害対策」について、今後どう進めるべきか皆さんと一緒に考えていきます。
◎お申込みはこちらから 専用フォームから 電話でも可 0577-73-7463
池ヶ原湿原の自然環境保全の取組みを学んだ上で、今後様々な活動に携わっていただくと、より満足度や達成度がアップすると考えています。
今回のお返しは「ディープな学び」となりますが、今シーズン最前線で対策を講じてきたメンバーとの繋がりにより、さらに活動の輪が広がることを願っています。
皆さん 今後の「池ヶ原湿原」の自然保全について一緒に考えましょう!!