※こちらの掲載ページは自然保全プロジェクト「森スケ!」の年間スケジュールのお知らせページです。各プログラムのお申し込みにつきましては、日程が決まり次第随時募集を開始いたしますので、しばらくお待ちください。
飛騨の森を守る「森スケ!」
岐阜県飛騨市は面積の93%が森林。広葉樹も多く樹種も豊富で生物多様性の宝庫
厳しい冬を越え、春を迎えると一斉に草木が緑に色づき、森は生命力にあふれ、四季ごとの彩り、匂い、生物の声、樹木のぬくもりを 五感で感じることができる
さらに、森は地域の宝箱 古くから薬草、山菜などの食文化が根付いている
この豊かな自然を守り、しっかり未来に繋げていきたい!
今回は、飛騨の豊かな自然を一緒に守り、繋いでくれる仲間「森スケ!」を募集します
保全活動メニュー(年間実績 147名参加)
★最後の〆 11月4日(土) ありがとう森スケ! 自然公園獣害対策シンポジウム開催
開催時期 | 自然資源 | お手伝い内容 |
---|---|---|
7月16日(日) | 池ケ原湿原 | ヨシ刈、オオバコ 【終了】39名参加 |
8月6日(日) | 天生湿原 | オオバコ除去 【終了】15名参加 |
7月30日(日) | 深洞湿原 | オオバコ除去 【終了】22名参加 |
7月22日(土) | 天蓋山 | 新登山道整備 【終了】25名参加 |
10月7日(土) | 天蓋山 | 新登山道整備 【終了】15名参加 |
10月14日(土) | 池ヶ原湿原 | 林間遊歩道整備 【終了】11名参加 |
10月21日(土) | 池ヶ原湿原 | 獣害電気柵撤去 【終了】9名参加 |
10月24日(火) | 天生湿原 | 獣害電気柵撤去 【終了】11名参加 |
参加条件=熱い方
①中学生以上で屋外作業が可能な方(作業によっては小学生も可)
②自然が好きで、普段から登山やトレッキングを行っている方
③継続的に飛騨の森に関わってくれる方
飛騨の森の「魅力」と「課題」
飛騨市は面積の93%が森林、そのうち68%が広葉樹です。豊かな自然林が広がる飛騨の森は魅力いっぱいです。40万株のミズバショウが咲き誇り、車椅子のお客様でも安心して楽しめるバリアフリーの森「池ヶ原湿原」、飛騨NO1の紅葉と言われ、歩きやすく高齢者にも優しい登山道が人気の「天生県立自然公園」、針葉樹と広葉樹の原生林が広がり、期間限定でしか入れない神秘の森山之村「深洞湿原」、さらには手軽に雲海が楽しめる飛騨古川「安峰山」など、バリエーション豊富な自然フィールドが広がっている
しかし、少子高齢化により ここ数年で飛騨市の高齢化率は40%を超え、自然を守るパトロール員やガイドの高齢化に加え、保全技術の継承 さらには登山道整備や獣害対策に必要な人員や予算の確保など、様々な課題が生じる中、持続可能な自然環境保全が難しくなっている
さらに近年の異常な気候変動や森の手入れ不足による、イノシシや二ホンシカの食害の増加など生態系のバランスが崩れてきている
このような状況を踏まえ、飛騨市では令和4年度から自然環境保全は「まちの誇り」と「将来への責任」と位置づけ、各資源の現状と課題を整理し、順次必要な対策を講じている。その中で山岳アプリを運営する「YAMAP」と共同で実施した『池ヶ原湿原ヨシ刈りツアー』(1泊2日 2万円)には10名定員に対し70名を超える応募があった。応募者の保全に対する意識は非常に高く、「何らかの形で自然に恩返しがしたい」、「地域の皆さんと一緒に守りたい」という熱意を感じた
このため令和5年度は「保全の輪を広げる」をテーマに、森スケを活用し、「保全活動の見える化」と「ボランティアの拡大」を進めていく。さらに、これまで光の当たらなかった自然資源の再発掘や、新たなガイドツアーの造成など、持続可能な自然環境保全の実現に向け様々な取り組みを進めている
参考:令和5年「天蓋山新道整備ツアー」(YAMAPコラボ企画)
写真 西條聡
森スケ!プロジェクト 番長
飛騨市古川町出身の齋藤です。3年前に家族や地域の将来を考えUターンし、現在は飛騨市役所「まちづくり観光課長」として、元気なまちづくりに取り組んでいます
ユーザーの皆さんが当たり前に楽しんでいる自然。その裏では地域の皆さんやボランティアによる地道な保全活動が行われています。今回の森スケは、そんな「地域の頑張りの見える化」と、今一度「自然に感謝する気持ちを日本中に伝えたい!!」という思いで企画しました
仲間と一緒に飛騨の森を守りたい!!同じ思いの方ウェルカムです!
私は地元の皆さんと一緒に森を守ってくれる仲間を募集しています
保全作業を通じて仲間と繋がり、飲み会をしたり、観光したり、最高ですね(^^)/
熱い方大歓迎です 「森スケ!」順次情報アップしますのでよろしくお願いします!
まだ新米です(汗)